ウエスタンデジタルは、パーソナルクラウドストレージとして使えるNASを発売します。
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「WD Cloud」
  • 容量が異なる4モデルを用意。予想価格は
  • 2TB……25,800円
  • 3TB……34,800円
  • 4TB……44,800円
  • 6TB……62,800円
カラーはホワイトのみ。家電量販店などのほか、業務提携しているアイ・オー・データの直販サイトでも取り扱う。

寸法49×139.3×170.6mm(幅×奥行き×高さ)とコンパクトサイズのNAS。1000BASE-TのEthernet端子を1系統備え、カメラやスマートフォンで撮影した写真や動画などを、スマートフォンやタブレットなどから手軽にアップロードしたり、閲覧/共有できる。海外では「WD My Cloud」として既に発売済みの製品で、新たに日本のNAS市場にも投入することになりました。

高信頼を謳う同社「WD Red」ブランドの3.5型HDDを1基搭載。HDD交換は行なえない。システムにはWD Cloud OSを採用し、各種操作や管理が行なえる。USB 3.0を1系統備え、別途用意したUSB HDDなどを接続して容量拡張に対応する。対応環境はWindows Vista/7/8/8.1/10と、Mac OS X 10.7~10.10。

iOS/Android用アプリ(無料)を使い、スマートフォンやタブレットで撮影した写真や動画を出先から自宅のWD Cloudにアップロード可能。WD Cloudに保存した写真や動画を外で閲覧することもでき、アプリを使って写真を友人にメールで贈るといった共有機能にも対応。サイトやソフトウェアのユーザーインターフェイスを簡潔にすることで、NASを使い始めたエントリーユーザーにもわかりやすい。

パソコン用ソフト「WD Sync」を使い、パソコン上のデータを「WD Cloud」サーバーと同期させることで、複数のデバイスに同じデータを同期可能。DropboxやGoogleドライブ、OneDriveといったクラウドストレージサービスとの連携機能も備え、各サービスにアップしたデータをWD Cloudに集約可能。iOS/Androidアプリにも、各サービスに保存したデータをWD Cloudに同期させることもできる。

800MHzのデュアルコアCPUを搭載し、大きいファイルサイズの動画などをストリーミング再生しても軽快に扱える。DLNA/UPnPにも対応し、WD Cloudに保存した動画をネットワーク対応テレビや、同社のストリーミングプレーヤー「WD TV Live」で再生可能。なお、著作権保護のDTCP-IPには非対応。アプリにはWD Cloudのデータをあらかじめ端末にダウンロードする機能を備えるほか、データをキャッシュすることもでき、スマートフォン/タブレットのデータ通信量を抑えられる。

Windows用ソフト「WD SmartWar Pro」や専用サイトから、別途用意した外付けHDD、ネットワークドライブなどにデータをバックアップする機能も備える。WD Cloudをもう1台用意することでリモートバックアップを行なうことも可能。このほか、USB端子に接続したカメラの撮影データをWD Cloudにバックアップする機能を備える。

クラウドデータをお家で管理したい人や、大容量データを持っている人にはうってつけですね。高い年会費も払わなくて済みます。


  



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