一昔前は何十万円もした憧れのパソコン。こんなに安くなっていいのだろうか。性能こそ高級機にはまだ一歩届かないが、Windows 8 やネットや表計算、年賀状印刷など、パソコンとしてひと通りのことは軽くこなせる。

 価格帯から、初心者やサブノートとして最適だ。

g500


【良いところ】

 この機種の特長として、OneKey Recovery が挙げられる。これは、ボタンを押すだけでシステムの復元と大切なデータ復旧が行える優れもの。事前にセットアップをしておけば、万が一データやシステムが破損しても、以前の状態に戻すことができるので安心だ。 

 ノートパソコンとしては一般的な15.6インチ。メモリ容量も4GB、HDD 500GB と十分。たくさん写真や音楽を入れても、足りないことはないだろう。DVDスーパーマルチドライブ内蔵。無線LANも通常装備。ブロードバンドルーターを買えば、お部屋のどこでも無線でネットが楽しめる。その他、テンキー、Webカメラ、HDMI端子、VGA端子、USB3.0×2、 USB2.0×1、マイク&ヘッドホン端子付きと、インターフェースが豊富なのもgood。この価格帯でこれほど充実しているのは、あっぱれである。



【惜しい点】

 CPUパワーが不足気味。いまどき Cerelon Dual-Core 1.9GHz は、遅い部類に入る。Office ソフトが入っていない。余計なソフトが入っていないのは賛否両論だが、表計算を始めてやるなんて人は、Office も買ったほうが良いだろう。

 また、バッテリーの持ち時間が5時間余りしかない。しかも重い。2.6kgもある。外回りの営業のおじさんにはおすすめできない。あまり持ち運ばない人向けだ。