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カテゴリ: Chrome OS

マイクロソフトから、Office Chrome OS版が正式リリースされた。これで、Microsoft Officeは Windows/Mac OS X/Crome OS と、どのOS上でも動く事になった。

つまり、Officeをやるだけの多くのユーザーは、もうどのパソコンを選んでも良いわけである。

と同時に、Google Driveの重要性が増し、iCloudの地位が落ちた。

実際、ボクはMacを使っているが、いままで文章は「テキストエディット」で編集して「iCloud」に保存していたのだが、「Googleドキュメント」で編集して「Google Drive」に保存する方法へいつの間にか移行してしまった。 なぜなら、前者ではMacでしか編集できないのに対し、後者だとWindowsでも同じように編集可能だからだ。

OS X標準の「Safari」ももはや使っていない。「Chrome」の方が読み込みが明らかに速い。

「Pages」「Numbers」は無料化されたが、Macでしか使えないという弱点はどうしようもなく、優れたデザインの割には、使い所が全くない。

これからのユーザーは、2種に分かれるだろう。
  1. Microsoft Officeを使い、OneDriveで保存する。
  2. Googleドキュメントを使い、Google Driveで保存する。 
どちらも、Windows/Mac OS X/Chrome OSすべてで実行可能だ。2.が無料なので、ボクは2.をお勧めする。 

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ちなみにOS XとGoogle OSのアプリの差はこうだ。
メール……GMailの方が使いやすい。
ブラウザ……Chromeの方が速い。
カレンダー……Googleでも問題ない。
連絡帳……Googleでも一緒。
マップ……Googleの方が細かい。
電卓……Macの方がかっこいいが、別にGoogleアプリでも結果は一緒。
リマインダー……iPhoneと連動しているので、Macの方が便利。(でもandroidでも連動するんじゃないか? 知らんけど。)
メモ帳 ……iPhoneと連動しているので、Macの方が便利。(でもandroidでも連動するんじゃないか? 知らんけど。)

こんなところか。androidの方が値段が約半額なので、コスパを重視するなら、Googleを選ぶべきだろう。 Appleを選んでいるボクみたいな人は、やっぱりApple信者だ。お布施を払っているに過ぎない。



  



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日本エイサーは、13.3型Chromebook「Chromebook CB5-311」を3月6日に発売する。予想価格は45,000円前後。
2015-03-04 Chromebook
4万5千円もするのに、アプリが少ないChromebook

2月に発売した11.6型の「Chromebook CB3-111」と同じシリーズに属する13.3型モデル。

主な仕様は、メモリ4GB、32GB eMMC、1,366×768ドット表示対応13.3型ワイド比光沢液晶ディスプレイを搭載。インターフェイスは、SDカードリーダ、USB 3.0×2、HDMI出力、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、HD対応Webカメラ、音声入出力。

バッテリ駆動時間は約13時間。本体サイズは約327×227.5×17.95mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.5kg。と、本体のスペックは良い。

HDD部分はGoogleDriveを使うため、この容量で良いと思うが、現在、300GBクラスのHDDなんて超安い。わざわざ外部ドライブにする必然性が全くなくなっている。

問題は値段だ。いま4万5千円あれば、Celeronではあるもののタッチパネル付きネットブックの入門機が、オフィス付きで買える。それなら、ソフトが豊富なWindowsを買った方がずっと利口だ。わざわざChrome OSにする必然性がない。

このままでは今年中にChrome OSパソコンは絶滅するだろう。

 

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